キルギス日記

JICA青年海外協力隊(2019-1)/高校英語/キルギス/開発教育/ESD

カラコルのこと

カラコルという街に来て早いもので一か月が過ぎました。いまだにまだまだ慣れないことが多いのですが、それは当たり前だ!と前向きにとらえて生活しています。

 

 

カラコルに来る前、みんなに、おいしいよ~と言われ続けて、早く食べたいな~と思っていたものを、今日やっとバザール(市場)で食べることができました!!
それがこれ!

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アシュランフーというキルギス料理です。
日本食でいうと、冷やし中華の冷麺???に似ているのかな。
うどんのような麺と寒天麺の2種類の麺の上に、辛く酸味のきいたニラ入りのつゆがかかっています。1食30ソム(約45円くらい)。アシュランフーはカラコル名物ということもあり、バザール内にはたくさんのアシュランフー屋さんがあります。特にお昼時は人でいっぱい。日本にいる時も一人ラーメン好きでしたが、キルギスでもついに一人アシュランフーしました(笑)。そんなに量は多くないので、歩いていて小腹がすいた時にちゅるっと食べる感じなのかな。今日は一緒になったおじさんとお店の方とおしゃべりができたのも楽しかった〜!

 

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↑スタンバイしてあって、頼むとすぐに出てくるシステム。

 

このアシュランフー、もともとはキルギス人ではなくドゥンガン人という民族の料理とのこと。
ドゥンガン人は、中央アジアカザフスタンキルギスに住む中国系ムスリムの民族で、その昔、中国国内で少数民族の回民という民族が反乱を起こした際、中央アジアに逃げ込んだ人たちの子孫を中心に構成されているのだそうです。


街中には、そのドゥンガンの人たちのモスクもあります。

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モスク、のイメージとは違ってびっくり!かわいい色合いにほのぼのします。

 

その他、これらも全部モスク。

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ロシア正教モスク

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イスラム教のモスク(おそらく。。道を歩いていて見つけた。なんか、家のよう?)


カラコル市はキルギス人、ロシア人、ドゥンガン人、などなど、たくさんの民族が居住する多民族都市なので、建物・食べ物・言葉などいろいろなものが共存している感じがして面白いです。

 

隣のアクスー村には、温泉もあります。

先週、先輩隊員のみなさんに連れていっていただき、満喫〜!

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まだまだ街歩きが面白いです。ちょっとずつ、カラコルのことを知っていきたいと思います!