マル・バザールに行ってみました~
先日、ずっと行きたいなと思っていたマル・バザールに行ってきました。
マル(мал)とは、キルギス語で「家畜」の意味があります。
ということは、マル・バザールとは家畜バザールという意味になり、
その名の通り家畜の売り買いがされています。
キルギス国内にはいくつかマルバザールがありますが、私の任地のカラコルのマル・バザールは中央アジアで一番大きいそうです。
いつも開かれているわけではなく、毎週日曜の早朝から10時くらいまで開かれています。
キルギスでは羊肉が良く食べられます。私はやっぱり羊肉はあんまり慣れないのですが、お店にいけば必ず羊肉の料理があります。毛皮も綺麗にしてフェルト製品に使われるし、羊は生活に欠かせないといった感じ。
マル・バザールでは羊の他、馬、牛が売り買いされていました。
到着すると、すごい人、人、人!!(9割5分男の人)
馬コーナー
羊コーナー。伝わるだろうか、この場違い感(笑)
羊一頭いくらなのか聞いてみると、700ソムとのこと。
1円=1.5ソムなので、日本円で1000円ちょいかな?物価が違うので単純計算はできないですが、日本の感覚で考えると安すぎる。
買った家畜はこうやって?持ち上げてつれていかれていました。
これは女の人では無理ですね。
キルギスには「シャシリク」というキルギス版バーベキューがあって、これが本当においしいのです。日本では食べられない肉感!
マル・バザールのシャシリクは本当においしいよ~と聞いていたので食べたかったのですが(この家畜がそのまま直で食用になるので、それはおいしいはず)お店を発見できずピロシキでお茶をして帰ってきました。残念!
お店の外にはだれかが買って、ご飯の間外につながれている子羊が。
さむいね。お店の壁にぴったりくっついていてかわいかったです。
話は変わりますが、コロナウイルスの影響がこちらにもじわじわきています。
任地カラコルの隣はすぐ中国。
この日バザールでも「中国人なのか?」と聞かれたり、「ウィルス!」
と言われたりもして結構悲しかったです。携帯で撮影するのはやめてほしいなぁと。。
どこの国でもあるみたいですね。
怖いのもわかるんですが、不必要な偏見がなくなるといいなぁと思います。
早く収束することを願うのみ。