キルギス日記

JICA青年海外協力隊(2019-1)/高校英語/キルギス/開発教育/ESD

マル・バザールに行ってみました~

先日、ずっと行きたいなと思っていたマル・バザールに行ってきました。

マル(мал)とは、キルギス語で「家畜」の意味があります。

ということは、マル・バザールとは家畜バザールという意味になり、

その名の通り家畜の売り買いがされています。

キルギス国内にはいくつかマルバザールがありますが、私の任地のカラコルのマル・バザールは中央アジアで一番大きいそうです。

いつも開かれているわけではなく、毎週日曜の早朝から10時くらいまで開かれています。

 

キルギスでは羊肉が良く食べられます。私はやっぱり羊肉はあんまり慣れないのですが、お店にいけば必ず羊肉の料理があります。毛皮も綺麗にしてフェルト製品に使われるし、羊は生活に欠かせないといった感じ。

マル・バザールでは羊の他、馬、牛が売り買いされていました。

 

到着すると、すごい人、人、人!!(9割5分男の人)

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馬コーナー

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羊コーナー。伝わるだろうか、この場違い感(笑)

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羊一頭いくらなのか聞いてみると、700ソムとのこと。

1円=1.5ソムなので、日本円で1000円ちょいかな?物価が違うので単純計算はできないですが、日本の感覚で考えると安すぎる。

 

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買った家畜はこうやって?持ち上げてつれていかれていました。

これは女の人では無理ですね。

 

キルギスには「シャシリク」というキルギス版バーベキューがあって、これが本当においしいのです。日本では食べられない肉感!

マル・バザールのシャシリクは本当においしいよ~と聞いていたので食べたかったのですが(この家畜がそのまま直で食用になるので、それはおいしいはず)お店を発見できずピロシキでお茶をして帰ってきました。残念!

お店の外にはだれかが買って、ご飯の間外につながれている子羊が。

さむいね。お店の壁にぴったりくっついていてかわいかったです。

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話は変わりますが、コロナウイルスの影響がこちらにもじわじわきています。

任地カラコルの隣はすぐ中国。

この日バザールでも「中国人なのか?」と聞かれたり、「ウィルス!」

と言われたりもして結構悲しかったです。携帯で撮影するのはやめてほしいなぁと。。

どこの国でもあるみたいですね。

怖いのもわかるんですが、不必要な偏見がなくなるといいなぁと思います。

早く収束することを願うのみ。