学校での活動が始まりました。
9月10日(火)に任地カラコル市へ到着しました。
首都ビシュケクからは車で6時間。イシククリ州にある町です。
街中にはバザールがあり、生活に必要なものは何でも揃いそうです。街中には大きなバックパックを背負った旅行者も多く見かけます。何よりとても静か。一日5回、アザーンが流れ、ここがイスラムの国であることを感じます。
水曜日に学校へいき、活動が始まりました。先生方と高校生の皆がプレゼンテーションを暖かく聞いてくださり本当に嬉しかったです。キルギスの学校は基本的に、小学生、中学生、高校生が同じ校舎の中で学んでいます(ソ連時代の名残らしい)。私の活動先の学校は、朝は8:00始業で1コマ45分。1-6コマがあり、午後1時にはすべての授業が終わるようです。そのあとに希望者はクラブ活動をしているようです。
朝は、ホームルームや職員朝会はなく、1時間目の教室にそのまま行き、授業が始まります。この学校には英語科の先生が5人いらっしゃり、この1か月は学校のことを知るために、1週間ごとに1人の先生につき、授業見学をさせていただくことになりました。
先週は主に5年生~8年生の授業(日本の小5~中2くらい)を見ました。
教科書はすべて英語で書かれており、ディスカッションあり、長文あり、会話あり、といろいろな内容が含まれているようです。この日は詩を学んでいて、生徒は家で暗記してきたものを発表していました。(内容を理解しているかは別として、、)
宿題は、自分の時間割を英語で書いてくるというもの。文学的なもの、実践的なもの、いろいろは英語に触れられるのはとても良いなぁと思います。
こんな発見もありました。
キルギスの生徒たちは、全員、学習記録帳のようなものを持っていて、授業の終わりに、その日に学んだことを記録しているようです。
発表したり、手を挙げたり、積極的に参加したと思った生徒は授業の終わりに先生のところに行き、点数5をもらっていました。あまり参加できなかったと自分で感じる生徒は、先生のところにはいかずにそのまま教室を退出していました。
先生に聞いたところ、学期末にはこの点数をテストの点数を合わせて成績を出すとのこと。このノート、街中でよく売っているのを見るので、キルギスの学校ではかなり浸透している仕組みなのかもしれません。今日1冊買ってみました。本になっていて、各生徒が持っていれば、教員としても管理するのもそこまで難しくなさそう。
やった!と自分で感じたことに対して、その場でプラスの評価をもらえるのはモチベーションにもなるし、いいなと思いました。
来週は10年生(高校生)の授業を見学させていただきます。
TOEFLなどに興味のある先生から、問題を見たいという声もあったので、まずは先生方の要望に応えて関係作りをしていきたいと思います!
カラコルの街並み。山々が本当に綺麗。すでに寒いです。
プレゼン後に記念撮影。あたたかい雰囲気で迎えていただき安心しました。
英語の授業は20人の少人数で行われているようです。
5年生。この日は単数・複数。、冠詞を勉強。
みんなが持っている学習記録帳のようなもの。ロシア語とキルギス語で書かれています。
こんな感じで、やったことを書き、先生から評価をもらう。
英語の教科書。各学年で使用する教科書が違うようです。
5年生の教科書。coutries&nationalitiesの単元の最初に紹介されている国は日本です。
8年生。詩、難しい。。でも授業中に詩を学べるって素敵です。
最近、憩いの場になりつつあるkarakol coffee